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外構工事でレンガを使うメリットとデメリット・レンガ敷きのパターン

豊富な実績・エクステリア・外構工事のスペシャリスト

 

レンガは洋風の住宅の外構工事の床材として人気がある素材です。
ナチュラルな雰囲気で植物との相性も良く、植栽と調和したデザインのエクステリアにもよく用いられています。

 

同じレンガでもレンガ敷きのパターンにより雰囲気を変えられる点や経年により表情が変わっていくのも大きな特徴です。

 

今回は、外構工事でレンガを使うメリットとデメリット、レンガの種類やレンガ敷きのパターンについてご紹介します。

 

外構工事でレンガを使うメリット

自然素材でナチュラルな雰囲気がある

レンガは粘土で作られている天然素材です。
レンガの独特の赤い色は粘土に含まれる鉄分が熱により変異して発色したものです。

 

そのため、自然素材ならではのナチュラルな雰囲気を楽しめ、エクステリアを温かみのある優しい雰囲気に演出できます。

 

花壇の土留めに向いている

レンガは多孔質な素材で水を吸いこむ性質があります。
そのため、花壇の造成にも向いている素材です。

 

さらにレンガの色合いは植物とも相性が良いため、花壇の土留めの外構工事にはレンガが多く用いられます。

 

断熱性と遮音性に優れている

レンガは断熱性に優れ、暑さや寒さを軽減する効果があります。
そのため、冬場にアスファルトが凍るようなケースでもレンガ敷きのアプローチは凍結していない場合もあります。

 

また、厚みのあるレンガは遮音性に優れ、周囲の音を遮断する効果が期待できます。

 

経年による味わいが増していく

レンガは経年により風合いを増し、味わい深さが増していきます。
環境によっては苔が生えて自然な雰囲気を一層味わえます。

 

外構が住宅と共に育っていく、という感覚を楽しめる素材です。

 

外構工事でレンガを使うデメリット

施工に手間がかかる

レンガは施工の際にモルタルで固定する必要があるため、手間がかかり外構工事の期間が長くなることがあります。

 

経年劣化しやすい

経年により味わいが増していくというメリットの一方で、風化しやすく劣化しやすいという点はデメリットでもあります。

一部が欠けてしまうこともあり、床材が欠けた場合は通行しにくくなったり転倒の危険性がありますので早めの補修が必要です。

 

しかし、部分的に補修するにしても同じものが手に入らないことがあります。

 

国産レンガの種類

国産レンガにはJIS規格があります。
JIS規格には大きく「耐熱レンガ」と「赤レンガ」の2種類があります。

 

耐熱レンガ

耐熱レンガは長さ230mm×幅110mm×厚さ65mmです。

 

耐熱レンガは熱に強く、1200℃の高温にも耐えられます。
JIS規格により、耐熱温度の目安が表示されています。

 

赤レンガ

赤レンガは長さ210mm×幅100mm×厚さ60mmです。

耐熱レンガと比べて安価で一般市場で流通しており、気軽に購入できます。

 

輸入レンガの種類

輸入レンガは産地により特徴が異なり、個性的な雰囲気を出すことができます。
海外風のエクステリアにより近づけたい場合は輸入レンガを取り入れると良いでしょう。

 

ここでは日本で多く出回っている輸入レンガの種類をご紹介します。

 

ヨーロッパレンガ

オランダやイギリス産のレンガは歴史が古く、シンプルでありながら色の種類もさまざまなものがあります。

ヨーロッパレンガは吸水率が低いため、汚れが付きにくい点がメリットです。

 

オーストラリアレンガ

オーストラリアレンガは国産レンガに比べて少しサイズが大きめです。
輸入レンガとして多く日本に流通しているのはこのオーストラリアレンガです。

 

比較的安価でやや柔らかく、水分を含んでおり、苔が生えやすいという特徴を持っています。

 

苔を利用し、ナチュラルテイストのレンガとして植栽と組み合わせるのがおすすめです。

 

ベルギーレンガ

ベルギーレンガは比較的安価で柔らかいのが特徴です。
表面がでこぼこしています。

 

レンガ敷きのパターン

レンガ敷きには主に7つのパターンがあります。
敷き方1つで大きく表情が変わりますので、自宅の雰囲気に合わせてデザインを考えてみてください。

 

ランニングボンド(ストレッチャーボンド)

レンガ敷きの最もオーソドックスで見かけることの多いパターンです。
レンガを半分ずつずらして敷いていきます。

 

カーブ部分に敷きやすく、作業後に余りも少ないというメリットがあります。

 

ヘリボーン90度

ヘリボーン90度は杉綾のように見える、公園などでよく採用されているレンガ敷きのパターンです。
隣り合ったレンガどうしが支え合う構造になっているため、レンガがずれる心配がありません。

 

このパターンはDIYでは難しいため、外構工事業者に依頼するのが一般的です。

 

ヘリボーン45度

ヘリボーンを45度回転させたパターンです。
レンガ敷きをよりおしゃれに見せたいという場合に向いています。

 

このパターンは直線の縁に沿わせる部分はレンガを三角形に切る必要があり、手間のかかる敷き方となります。

全体のバランスを考えながら慎重に敷いていかなければならないため、難易度の高い敷き方です。

 

このパターンも外構工事業者の技術が必要です。

 

ジャックオンジャック

ジャックオンジャックは、レンガを縦横に整列させるパターンです。
レンガの色の差を楽しみやすいパターンですが、強度が低く崩れやすいレンガ敷きのパターンとなります。

 

バスケットウィーブ(ベディングフェース)

縦のレンガを2枚、横のレンガを2枚という順番で正方形が並ぶように交互に並べていくレンガ敷きのパターンです。

規則的に並んだレンガが広がりをみせてくれるため、面積の広いテラスなどに適しています。

 

ハーフアンドバスケット

バスケットウィーブの変形版で、縦1枚、横2枚の計3枚を一組にパターンを作っていきます。
このパターンは狭い場所などに適しています。

 

エクステリアのレンガ敷きは外構工事業者に依頼するとスムーズ

エクステリアをレンガ敷きにするメリットやデメリット、レンガ敷きのパターンなどについてご紹介しました。

 

確かにレンガはDIYも可能です。
しかし、アプローチなどの床面を平らに仕上げるにはプロの技術が必要です。

 

特に人の出入りが多い玄関付近は外構工事業者が仕上げた方が安全性を確保でき、安心です。

 

DIYをしたい場合は、外構工事業者に相談のうえ、DIYをする場所と業者に任せる場所を分けるとエクステリアづくりも楽しさが広がりますので、ぜひ気軽に相談してみてください。