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ベランダ・バルコニーのリフォーム外構工事の種類と方法


 

ベランダやバルコニーは洗濯物を干したり、お庭のようにガーデニングを楽しんだりと日常的に使う場所ですが、外の空間にあるため風雨や紫外線により劣化しやすく、定期的なリフォームや補修工事が必要な場所でもあります。

 

そこで、ベランダ、バルコニーのリフォーム、外構工事にはどのようなものがあるかご紹介します。

 

ベランダとバルコニーの違い

ベランダとバルコニーは屋外にある空間ですが、違いを簡単に言うと、屋根があるかどうか、で呼び方が変わります。
屋根があるものがベランダ、ないものがバルコニーとなります。

 

ベランダ

ベランダはポルトガル語で「建物の外に張り出した部分」という意味です。
1階、2階といった階数は関係なく柵で囲まれ屋根のあるところに設置されているものを指します。

 

屋根があるため、雨の日でも洗濯物が干せたり、日差しを遮ることが可能です。

 

バルコニー

バルコニーはイタリア語で「建物の外に張り出した屋根のない手すり付きの場所」という意味です。

 

屋根がなく、または上の階の床が屋根代わりになっている室外に張り出したスペースで、下の階の屋根部分を利用したものはルーフバルコニーと呼びます。

 

ベランダ・バルコニーは劣化しやすい

 

ベランダ・バルコニーは劣化しやすい環境にある

ベランダやバルコニーは家から張り出した屋外に設置されているため、雨や紫外線の影響を受けやすく、劣化が激しい部分です。
園芸などをしていると土やごみもたまりやすく、これも劣化の原因となります。

 

そのため、メンテナンスを怠るとさまざまな不具合を引き起こす可能性があります。

 

防水機能が切れると雨漏りの原因に

ベランダやバルコニーは建築された段階で防水工事が施されています。

 

しかし、紫外線や風雨で防水層が劣化すると建物の内部に雨水が浸入し、雨漏りを引き起こします。
雨漏りは屋根から発生するイメージが持たれていますが、実は外壁やベランダが原因となるケースも多く、注意が必要です。

 

ベランダ・バルコニーの防水工事

ベランダ・バルコニーの防水工事には主に「FRP防水」または「ウレタン防水」の2種類があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。

 

FRP防水

FRP防水とは、ガラス繊維でできたシートに専用の樹脂塗料を重ねて防水層を作る工法です。

軽量で建物に負担が掛からない上、非常に高い耐久性が特徴です。

 

最近の新築物件ではほとんどがFRP防水が採用されています。

 

ウレタン防水

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗装して防水層を造ります。
基本的に塗料を塗り重ねて防水層を作るので比較的施工が簡単な工法であるといえます。

 

FRP防水に比べて費用を安く抑えることができます。

 

ベランダ・バルコニーの増設

ベランダやバルコニーは追加で設置することができます。
現在使用しているベランダが狭いと感じている場合はベランダを拡張したり、新たに設置することが可能です。

 

ベランダ・バルコニーの増築方法にはいくつか種類がありますが、ここでは代表的なものをご紹介します。

 

小規模なバルコニーを後付けするケース

特に大きなスペースを求めていなければ、後付けで小規模なバルコニーを設置することができます。

 

後付けベランダはベランダを乗せる屋根がない場合には壁にしっかりと取り付けてベランダを支えます。
重さに制限がある場合は、地面に柱を立てて、地上からバルコニーを支える形を取ります。

 

後付けベランダの増設はベランダのサイズや設置場所に応じて費用が変わります。

 

2階のベランダを拡張するケース

現在のベランダを広くしたい場合は、今あるベランダを接続する方法で拡張することができます。
既存のベランダと接続することで、費用を抑えることができます。

 

既存のベランダの横に増設したり、前面に1列増設するなどして広くすることができます。

 

1階の屋根にバルコニーを設置するケース

1階の屋根にバルコニーを設置する場合は、屋根を土台にしてバルコニーを増設することができます。

 

一般的には既存の屋根を取り外し、補強工事をしてバルコニーを設置します。
ただし、屋根の形状によっては設置できないこともありますので、事前に確認が必要です。

 

バルコニーにサンルームを設置する

バルコニーに後付けタイプのサンルームを設置して完全に雨をシャットアウトすることも可能です。

 

サンルームは雨の日でも洗濯物を干せる他、家族の憩いのスペースになったり、隣接した部屋の断熱効果を得られるなどのメリットがあります。

 

注意点はサンルームは2階までの設置となり、3階のバルコニーには設置することが出来ない点です。

 

ベランダ・バルコニーのリフォームで注意しておきたいこと

ベランダ、バルコニーを増設リフォームする際にはいくつか注意しておきたいことがあります。
規制により自由に増築できない場合もありますので、分からないことは業者に相談しながら計画していくと良いでしょう。

 

建蔽率・容積率に余裕があるか

ベランダ・バルコニーの増設工事の際は建築基準法に基づき、リフォームを行う必要があります。
住宅用地では各自治体の都市計画に基づき、建蔽率(建ぺい率)と容積率が定められています。

 

そのため、ベランダ増設の際には建蔽率と容積率を超過しないよう注意が必要です。

 

増築の確認申請が必要になることがある

バルコニー増設リフォームの際には市町村に「建築確認申請」が必要になる場合があります。

 

以下に当てはまる場合は建築確認申請が必要です。

 

・増築範囲が10㎡を超える
・建物の所在地が防火地域・準防火地域に当てはまる

 

バルコニーを増築する場合はリフォーム業者が確認申請の代行してくれる場合がありますので、対応可能かどうか確認してみると良いでしょう。

 

隣接する家の日差しを遮らないように注意する

バルコニーの増設の際は、近隣へ迷惑が掛からない範囲で行うことが大切です。
バルコニーを増設することによって隣の家の日差しを遮ることになってしまった場合、トラブルに発展する可能性があります。

 

近隣住民とのトラブルを避けるためにも十分な配慮を行ってリフォームを計画するようにしましょう。

 

ベランダ工事は経験豊富なエクステリア業者に依頼すると上手く行く

ベランダ・バルコニーのリフォーム、増設についてご紹介しました。

 

ベランダリフォームの際には外構工事の経験が豊富なエクステリア業者に依頼するのがおすすめです。
まずは2~3社に現地調査を依頼し、相見積もりを取って比較すると失敗が少なくなります。

 

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