これで失敗なし!エクステリア・外構工事業者の選び方

 

新築のエクステリアを設計するときや、既存のエクステリアをリフォームするときにはまず、外構工事業者選びを行うことになります。

 

エクステリアは家の顔とも呼べる部分であり、業者選びは重要です。

この記事では外構工事業者を選ぶときのポイントをご紹介します。

 

信頼できる外構工事業者を選ぶときのポイント

信頼できる優良業者と契約するためには以下でご紹介するポイントを押さえて業者選びをするようにしましょう。

 

依頼したい工事内容を得意としている業者を選ぶ

業者によって、工事には得意不得意があります。

 

洋風のお庭は得意だけど日本庭園はあまり経験がない、フェンスは豊富な材料を安く施工できるが玄関アプローチは相場よりも高め、という風に業者によって得意とする分野が異なります。

 

工事を依頼する際には、工事内容を得意としている業者から選ぶようにしましょう。

 

業者によってはあまり経験のない工事の場合は外注を依頼する場合もあり、品質、料金の面で不安がありますので、事前にどんな工事を得意としているかチェックしておきましょう。

 

デザインのセンスが好みに合っている

エクステリアの仕上がりが希望したデザインになっていることは大前提です。
理想のエクステリアに仕上げるにはデザインの好みに合っている業者を選ぶことがポイントです。

 

業者がどんなエクステリアのデザインを手掛けているかは施工実績をチェックします。

 

ホームページの施工実績や業者のパンフレットなどを見て、業者のセンスと自分のセンスが合っているところを選ぶと失敗が少なくなります。

 

実績がある

実績は施工業者選びで非常に重要なポイントです。

 

会社の規模に関わらず、実績は業者により幅があります。
これまでどのような外構工事を手掛けてきたのか、どのようなエクステリアを造ってきたのかを確認しましょう。

 

ホームページの施工実績をチェックすることはもちろん、業者に施工写真を見せて貰ったり、実際に施工したお宅を見せてもらうと有効です。

 

特に施工した現場を見ると実際の雰囲気を掴みやすいので、近くに施工した現場がある場合は積極的に見学しておくのがおすすめです。

 

外構工事業者は自社でデザインから施工まで一貫して行う業者もあれば、デザインのみを自社で行い、工事は下請に依頼する業者などさまざまです。

 

また、エクステリアは分野が広く、得意分野が分かれるため、門周りやカーポートの実績はあっても造園に関してはあまり知識がない、というケースもありますので注意が必要です。

 

エクステリア全般を依頼したいと考えている場合は総合的に見て経験値の高い業者を選ぶようにしましょう。

 

見積もり金額に明細が書かれている

業者選びの際には現地調査と見積もりを依頼することになりますが、見積書の内容も業者選びの1つの材料となります。

 

見積もり金額にきちんと工事の明細や材料費が記載されているかチェックしてみてください。

 

もし、「工事一式」としか書かれていない場合、工事のどこにどれくらいの費用が掛かっているか不明であり、余計な費用が加算されている可能性があります。

 

きちんとした見積書を出してくれる業者を選び、見積もりの内容で不明な点があれば遠慮なく相談するようにしましょう。

 

工事の保証・アフターフォローがある

契約の前には施工後の保証・アフターサービスの有無を確認するようにしましょう。
また、万が一のトラブルに備えて各種保険に加入しているかもチェックしましょう。

 

どんなに優良な業者でも、何らかの理由で施工箇所がすぐに壊れてしまったり、施工不良を起こすこともあります。
そのような場合に保証の期間内であれば無料で補修の対応をしてくれます。

 

保証内容は業者によっても異なりますので、保証の有無だけでなく、保証の内容や保証期間もしっかりと確認しておきましょう。

 

営業担当との相性が良いかどうかも大切

外構工事業者選びでは担当者との相性も重要です。

 

お客様の立場に立って適切なプランを提案してくれることはもちろん、コミュニケーションがしっかりと取れることも大切です。

 

こちらの要望をしっかりと聞いてくれるか、業者の都合や好みを押し付けてこないか、打ち合わせの際に違和感を感じない業者を選びましょう。

 

きちんとしたコミュニケーションが取れる担当者であれば、万が一工事中にトラブルが発生した場合でも相談しやすく、スムーズな対応をしてくれる可能性が高くなります。

 

工事で後悔しないためにも担当者の信頼度もチェックしておきましょう。

 

こんな業者は要注意!

これまで優良業者の選び方のポイントをご紹介しましたが、反対に、以下のような業者には注意しましょう。

 

工事費用の安さだけで判断しない

エクステリア工事は決して安い買い物ではありません。
少しでも工事費用を抑えたいと思うのが普通でしょう。

 

しかし、外構工事の良し悪しは単純に金額だけで量れるものではありません。
デザイン、知識、提案力、技術力、アフターサービスなど総合的に見て検討することが大切です。

 

費用を抑えた結果、安い材料で施工してデザイン性や機能面で不満が出たり、工事に保証が付かずに施工不良が起こっても補修の対応をしてもらえないなどのトラブルが起こる可能性があります。

 

丁寧な説明をせずに安さだけを押し出してくる業者は要注意です。

 

現地調査をしない業者は避ける

見積もりの際は業者に訪問してもらい、現地調査をしてもらいましょう。
現地調査をせずに設計図などの情報だけで見積もりを取ろうとする業者は避けた方が無難です。

 

現地調査を省略する業者は現場の状況を把握しないまま工事をすることになりますので、要望とは違う工事になったり、工事の途中で追加工事が発生する可能性があります。

 

見積もりの段階から丁寧な対応がない業者には依頼しないようにしましょう。

 

業者選びの際には相見積もりを取って検討しましょう

エクステリア・外構工事業者の選び方をご紹介しました。

 

業者選びの際はネットの情報だけでなく、実際に業者と面談するようにしましょう。

 

また、2～3社の外構工事業者から相見積もりを取って、提案内容、料金、アフターサービスなどを総合的に見て最もお願いしたいと思う業者に依頼するのがおすすめです。