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外構工事でおすすめのシンボルツリーの種類と植栽の選び方のポイント

 

外構工事では植栽も重要な要素です。

 

特にシンボルツリーは建物の雰囲気を引き立てるエクステリアの植栽の中では主役的な存在ですが、選び方にはいくつかのコツがあります。

 

このページでは、シンボルツリーの選び方やシンボルツリーにおすすめの植物をご紹介します。

 

シンボルツリーの選び方

シンボルツリーを選ぶときにはいくつかのポイントを押さえることが大切です。
植えてしまってからでは撤去するのが大変なので、事前にどの樹木を植えるのかしっかり調べるようにすると失敗を防ぐことができます。

 

目的

シンボルツリーを置く目的には

・目隠し
・家の目印
・個性を出す
・庭を広く見せる
・季節感を楽しむ

などがあります。

 

これらのうち、どれを目的とするかによって植える樹種は大きく変わります。

 

例えば家の目印や個性を出す目的であればインパクトのある珍しい樹木や目立つ樹形の木がおすすめです。
目隠しが目的の場合はある程度葉っぱの勢いにボリュームがあり、樹高と幅がある木が望ましいです。

 

まずはシンボルツリーの目的を決めてから樹種を選ぶようにすると植えたあとも快適に過ごすことができます。

 

サイズ

木を選ぶときにはサイズも重要です。
あまりにも生育が旺盛ですぐに大きくなる樹木だと樹形がすぐに崩れたり、大きくなりすぎて困るといったことが起こります。

 

かといって、大きな木は高価だからと小さすぎる木を植えても目隠しにならなかったり貧相に見えてしまうこともあります。

 

また、根が張る範囲が広いと邪魔になってしまいますので、植える場所と用途に合わせて樹木を選ぶようにしましょう。

 

環境

植物にはそれぞれ生育に適した環境があります。
暑さ、寒さ、日当たり、水はけなど、環境が合わないと生育が悪くなったり、最悪の場合枯れてしまったりします。

 

シンボルツリーを植える場所は南側なのか北側なのか、気温はどうかなど、生育に適した植物を植えることが大切です。

 

雰囲気

例えばモミジは和風建築によく合い、オリーブやミモザは洋風建築に良く合う植物です。
樹木によって合う雰囲気が異なりますので、雰囲気に合った木を選ぶのがおすすめです。

 

建物のコンセプトに合った木を植えると、シンボルツリーが建物全体の雰囲気を演出する役目を担ってくれますので、ぜひこだわって選んでみてください。

 

常緑樹か落葉樹か

シンボルツリーなどの植栽で見逃してはならないのが常緑樹か落葉樹かです。

 

常緑樹は1年中緑の葉が付き、落葉しません。
一方、落葉樹は紅葉し、落葉します。

 

普段忙しい方や1年中同じ雰囲気の植栽が良いという方は常緑樹がおすすめです。
落葉樹は落葉の時期になると落ち葉の掃除が大変です。

 

こまめに掃除をしないと近隣の家の敷地を汚してしまい、トラブルになる可能性もありますので、落ち葉が心配なら常緑樹を選ぶようにしましょう。

 

逆に、紅葉を楽しみたい、四季の移ろいを演出したいという場合には落葉樹がおすすめです。

 

シンボルツリーにおすすめの常緑樹

オリーブ

シルバーの葉と白っぽい幹のオリーブは洋風の家のシンボルツリーとして人気があります。
乾燥や日差しに強く虫が付きにくいため、育てやすいというメリットもあります。

 

日当たりが強すぎる場所でも問題なく植えることができますが、成長が旺盛なためある程度のスペースが必要です。
一方、北風が当たると寒さで葉を落とす品種もありますので、低温が気になる場合は品種選びが重要です。

 

シマトネリコ

シマトネリコは明るいグリーンの葉っぱが明るい雰囲気を作る近年人気の高い樹木です。

 

成長が旺盛で非常に丈夫であり、ある程度背の高いシンボルツリーとして利用します。
夏の強い日差しにも強く、乾燥気味でも元気に育ちます。

 

ただ、生育力が強いためスペースが必要であることと、種が落ちとところからどんどん新しい株が出てくることもあるため、必要がない株は早めに抜き取っておくことも必要です。

 

ホンコンエンシス(常緑ヤマボウシ)

ホンコンエンシスは、色鮮やかな葉と美しい樹形が特徴の洋風からナチュラルな建物まで幅広い住宅のシンボルツリーとして人気があります。

 

樹形はハナミズキに似ており、5月~7月ごろにヤマボウシに似た花を楽しむことができます。

 

日当たりを好む一方で、寒さに弱いため注意が必要です。
また、常緑樹ではありますが、冬季には半分以上またはすべての葉を落とします。

 

落ち葉の掃除の手間を省きたい場合は十分検討してから決めるようにしましょう。

 

シンボルツリーにおすすめの落葉樹

イロハモミジ

イロハモミジは和風建築のみならず洋風建築まで幅広く使える樹木です。

 

柔らかい独特の雰囲気が特徴ですが、植栽環境を選ぶため注意が必要です。乾燥し過ぎない場所か、周囲に成長させるための余裕があるかどのかなどのチェックが必要です。

 

和風建築に合う仕立てが一般的ですが、洋風建築に合うような単幹樹形も存在し、建物の雰囲気に合わせて樹形を選ぶことが可能です。

 

アオダモ

アオダモは控えめな姿でありながら環境適応性が高いため、近年シンボルツリーとして人気が上がっています。

 

日なたから半日陰まで生育可能で、場所を選ばない点が特徴です。
シンプルな樹形で涼しげな雰囲気を感じさせ、全体的に枝葉の数も少ないためうっそうとしすぎない雰囲気を作り出すことが可能です。

 

ハナミズキ

ハナミズキは庭木や街路樹として親しまれてきた木で、花と紅葉を楽しめるためシンボルツリーとして人気があります。

 

花の色は白、ピンク、紅色と多岐にわたり、スリムな姿を保ち、樹形が整っていることも特徴の1つです。
幅が広がらない為、維持しやすい点も魅力的です。

 

和洋問わずあらゆる住まいにマッチしやすく、建物の規模や雰囲気を選ばない点が大きなメリットです。
一方で、直射日光を好まないため、強い日差しの場所の植えるには環境選びが重要です。

 

シンボルツリーに迷ったらエクステリアの専門業者に相談を

シンボルツリーの選び方をご紹介しました。

 

多くの樹種から自宅にぴったりのシンボルツリーを選ぶのは大変ということもあるかと思います。
また、植物が好む生育環境が分からず、どれを植えたら良いのか分からないということもあるでしょう。

 

その場合は、外構工事の専門業者に好みを伝え、候補を挙げてもらうとシンボルツリー選びもスムーズになります。